2019年9月14日土曜日

防犯カメラ GENBOLT GB600S 固定IPアドレス設定

職場に防犯カメラを取り付けることになりました。

amazonの防犯カメラのページを見てみると、実にたくさんのカメラがあります。検討した結果、 GENBOLT GB600S を購入しました。夜間でもきれいに映ってくれそうなところが決め手となりました。



価格も魅力的でした。
7,000円-割引クーポン1,000円=6,000円
SDカードは64GBが約1,000円なので、合計7,000円の出費です。
取付に失敗しても、あきらめられる価格なので、トライしてみようとなりました。


https://www.amazon.co.jp/ワイヤレス-IPネットワーク-防犯カメラWiFi-GENBOLT【2019最新設定】監視カメラ-Instagramで1000/dp/B077TNWX2D/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%EF%BD%87%EF%BD%82600%EF%BD%93&qid=1568424916&s=gateway&sr=8-1

取付にあたって、一番不安だったことはネットワーク設定でした。

設定場所のネットワークは固定IPアドレスで設定しており、無線アクセスポイントはルーターからブリッジして設定しているのですが、取説には固定IP用の解説はありません。

結果、情報がないので手探りで設定することになり、それなりに苦労しました。
機能の詳細などを書いたものがあれば、もっと楽に設定できただろうなと思ったので、筆者が思う固定IP使用環境での設定しやすい順番を備忘録として書きます。


1.microSDカードを取り付ける。
取説にはフォーマットするように書かれていますが、筆者の場合フォーマットしなくても使えていました。

カメラにある四角い蓋を開ければ取り付けるスロットがあります。
最大容量64GBとのことです。


2.有線LANでカメラをつなぎ、カメラ側のIPアドレスを設定する。

マニュアルではスマホのアプリまたはHiP2Pというソフトウェアからネットワークを設定することになっているのですが、スマホのアプリに固定IPを設定する項目はありません。

HiP2Pには設定画面があるのですが、カメラ側がデフォルトでDHCP自動取得と設定されているため、ソフトウェア側でいくらIPアドレスを変更しても適用されず、自動取得に戻ってしまいます。カメラ側のIPアドレスを先に設定する必要があります。

手順としては、ブラウザにカメラ側のIPアドレスを打ちカメラ内蔵設定画面を表示させるのですが、そもそもカメラ側のIPアドレスがわからなければ、設定できません。
コマンドプロンプトでarp -aを打って、IPアドレスを探します。



製品にMACアドレスが表示されていないため、PC台数や接続機器が多いと、カメラのIPアドレスを見つけるのに苦労します。カメラをつなぐ前とつないだ後を比較すると見つけやすいです。

ブラウザでカメラのIPアドレス打ってカメラ内蔵設定画面を表示させます。



ここでカメラに割り当てる固定IPアドレス、ゲートウェイ、DNSを打ちこみます。


3.Wi-Fiの環境を確認する。

Wi-Fi信号は2.4GHz にのみ対応
 2.4GHz Wi-Fi信号暗号化タイプは「AES」で、「TKIP」が適用されません

筆者の環境はこの条件に合っていなかったので、セカンダリSSIDを新たに設定することにしました。

使用しているNECのATERMという無線親機は、デフォルトで「ネットワーク分離機能を使用する」にチェックが入っているので、このチェックを外す必要があります。

4、スマホアプリからカメラを登録する。

これは、マニュアルに書かれている通りに行います。
スマホアプリをダウンロード、有線でカメラをネットワークに接続、アプリからカメラを登録、Wi-Fi設定と進めていきます。

カメラを登録する際、少し時間がかかるようで失敗したりするのですが、何回かやり直したりしていると登録できました。

5、PCをセットアップ

genbolt.comからHiP2Pというソフトをダウンロードするのですが、HPを見てもHiP2Pというソフトは見当たりません。GENBOLT CAM CD Files がどうもそれっぽいなとダウンロードして設定に進みましたが、途中どうしてもカメラをオンラインにすることができず苦労しました。ダウンロードに失敗していた可能性があります。

結果、こちらのサイトからダウンロードしなおしたところ、設定できるようになりました。

http://dow.moresales.cc/cd/#toggle-id-38


ちなみに、マニュアルの写真では日本語バージョンですが、ダウンロードしたものは英語バージョンです。

PC側でもカメラをオンラインするのに時間がかかるという感じで、何回か繰り返したり、ソフトを開きなおしたりしてオンラインにすることができました。

つながれば、あとはWi-Fiの設定、それからネットワークの設定をすれば、有線ケーブルからカメラを外すことができます。しばらく待って無線で接続できれば設定完了です。

ちなみに、カメラからは出ている線は3本に分岐しています。

ACコード端子、リセットボタン、有線LAN端子

となっており、実際にカメラを取り付ける際には付属の雨じまいのキャップを取り付けて、ACコード端子のみを室内に配線すればよいのですが、有線LAN端子も室内に配線すれば、有線でつなぐことも可能です。

取り付け時には、仮止めして実際の映像を確認しながら最適な位置で固定します。

実際に映っている画像はかなり鮮明です。スマホでいつでも確認することができる安心感もあり、とても7,000円とは思えないクオリティです。

GENBOLTという会社は中国の中小企業とのことですが、なかなか頑張っている印象を持ちました。

設定時にlineで問い合わせもができるのはかなりいいサービスですし、Line通話でアドバイスを送ってくれたりする姿勢も好感が持てます。(カメラ内蔵のIPアドレス変更についてはアドバイスがもらえなかったんですが・・)

願わくはMACアドレスや、カメラ内蔵のIPアドレス設定などの情報をマニュアルに載せておいてほしかったところでした。






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